演出、美術、出演者によってあらゆる様式があり、無限の可能性がある。
日常性からの飛躍、象徴性、抽象性、装飾性、格式性、風俗性、歴史性、また時代の美意識などによって多方面な表現がある。
舞台衣装のなかには、能、狂言、歌舞伎(かぶき)、クラシックバレエのように約束事のある衣装もあるが、これも絶対のものではない。
たとえば能の場合は面も装束も演者によってそのつど選ばれ、歌舞伎の役者も自分にあわせて色や形に絶えずくふうをしている。
バレエのチュチュは時代とともに素材や踊り手の体形が変わったことにもよって、19世紀につくられた形とは大きく変化している。