‘舞台・俳優・歌舞伎’ カテゴリーのアーカイブ

舞台衣装は上演される台本や音楽

2010年1月18日 月曜日

演出、美術、出演者によってあらゆる様式があり、無限の可能性がある。

日常性からの飛躍、象徴性、抽象性、装飾性、格式性、風俗性、歴史性、また時代の美意識などによって多方面な表現がある。

舞台衣装のなかには、能、狂言、歌舞伎(かぶき)、クラシックバレエのように約束事のある衣装もあるが、これも絶対のものではない。

たとえば能の場合は面も装束も演者によってそのつど選ばれ、歌舞伎の役者も自分にあわせて色や形に絶えずくふうをしている。

バレエのチュチュは時代とともに素材や踊り手の体形が変わったことにもよって、19世紀につくられた形とは大きく変化している。

戯曲は舞台で観客を前にして俳優が演じる

2009年12月27日 日曜日

劇的内容(筋の展開)を、登場人物の対話・独白(台詞(せりふ))を主とし、演出・演技・舞台の指定(ト書)を補助的に加えて記したものをいう。

俳優、観客、舞台とともに演劇の基本的構成要素の一つである。

一般には脚本、台本とほぼ同じ意味で使われるが、それが直接上演を目ざした、舞台に直結した作品をいうのに対し、戯曲は作者(劇作家)の書いた作品の思想性を重視し、文学作品としても鑑賞できるような芸術性を保った作品をさしていう場合が多い。

この語は、中国で宋(そう)・元の時代から用いられ、もとは雑劇や雑戯(歌が中心で庶民に好まれた大衆的な芸能)の歌曲を意味していた。

日本の歌舞伎(かぶき)では台帳、正本(しょうほん)などとよばれていたが、明治初年にヨーロッパのドラマdramaの訳語として戯曲の文字があてられ、明治末以降演劇の劇的内容を文字で記し活字にした劇作品を広く戯曲と呼び習わすようになった。